以前住んでいた町には、頼める人がいたんですが。

私は子供のときから仕事場で、新撰組のはっぴをしょって、
お客さんの間を、肩で風切って歩いてました。

…仕事場だよな、あれ。

女子高生、男子高生、みんな、一人残らず
「仕事だ!売るぞ!」と言いながら、行動してたんだから。

(ここだけ書くと異常な世界に聞こえますね)
(実際問題、異常なんだろうな)

一人称も「俺」でした。

ずっと使っていないのは、大人になったからでもなく、
隠しているからでもなく…

心底本気で誰かと戦ったがないのかもしれません。

子どもの時なら、いた。
どうしても勝ちたいあいつというのが、一人いた。

あいつには長いこと会っていないので、
今どうしているか知りませんが。

今の私は、閉経待つような年頃です。

そろそろのはずなんですが。待ってるんですが。
あのころの、男の子だった自分に戻れるんじゃないかって。

それに昔、ネクタイ締めようかと思って忘れていたのを、
思い出したし。

今住んでいる地域には、スタイリスト頼める店がないので、
実際にはやらないと思いますが。